Temple教円寺

Temple教円寺

寶幢山得信院教圓寺は、幕末の弘化2年、地元の豪商が使用人に読み書きを教える為寺子屋として創建された寺で、川岡では一番古い寺院である。 初代住職、上原秀耀師は仏教学はもとより漢学の造詣深く、近郷では肩を比する者無しと称されたと記されている。

川部尋常小学校開校までの20有余年、 法務の余暇を地区子弟の教育に当たったとされている上原秀耀師の旧本堂全景墓碑は、今も教圓寺敷地内にあり、代々の住職がお守りしている。
寺子屋時代を過ぎて、戦時中は大阪港区の小学生と教諭60名が疎開して来て、教圓寺本堂で1年半を過ごした。

終戦後は罹災者四世帯13名が起居すること3年半。
その後、昭和25年4月、第6代住職田村現英師が保育園を創設し現在に至る。
現在の本堂は、平成2年再建されたものであり、住職田村和教師は第七世である。
ご本尊阿弥陀如来のお慈悲のもと、寺子屋時代より現在に至るまで、常に児童・幼児の生活の場・教育の場となっている。

Information法人概要

名称 宗教法人 教円寺
所在地 〒761-8046 香川県高松市川部町1561番地1
電話番号 087-885-1674